2010年3月18日木曜日

卓球の福原愛がドイツオープンへ出発 


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早大を中退して初の国際大会となるドイツオープンへ、決意も新たに出国した卓球の福原愛
 卓球の福原愛(ANA)が15日、プロツアー・ドイツオープン(18日開幕・ベルリン)に向けて出国した。早大退学を決意し“プロ”として初めて挑む大会。「今までは悩んだり、迷ったりしていた。すっきりした気持ちで大会に臨める」と笑顔で語った。

 中東遠征中に行われたバンクーバー五輪は、映像こそ見られなかったが、インターネットで連日、情報を収集。「浅田真央ちゃんをずっと応援していたので。刺激を受けた。私も目の前の試合を一つ一つ頑張りたい」。卓球に専念して挑むロンドン五輪への道を、一歩一歩進んでいく。

福原愛選手の大学中退、決断が「吉」と出るよう願う声-中国



日本卓球女子の福原愛選手がこのほど、選手生活と学業を両立するのは難しいとして早稲田大学を中退したことが明らかとなった。今後、福原選手は一人のプロとして卓球に専念することになるが、「瓷娃娃(ツーワーワー=陶器のお人形)」というニックネームで高い人気を誇る中国でも早稲田大学中退のニュースが報じられた。
ウェブサイト「新民網」では、笑顔の福原愛選手の写真とともに、「福原愛が笑って退学、すべてがロンドン五輪のため」と題する文章を掲載した。

記事では、「ロンドン五輪のために、中国で卓球の技術を向上させることを決意した福原愛選手だが、これから素晴らしい成績をおさめることができるよう願っている」とした。

また、「華体網」では、福原選手が以前受けたインタビューで、「ロンドン五輪が自分にとって最後の五輪になるだろう」と話していた内容を掲載した上で、「中国に修行に来るという噂(うわさ)は絶えなかったが、早稲田大学を中退するとまでは思わなかった。多くの人びとが驚いたことだろう」と報じるなど、中国でも大学中退は驚きだったようだ。

15日、福原愛選手はプロツアーのドイツオープンに参加するため、ドイツへと出発した。福原愛選手にとって、早稲田大学の中退は苦渋の決断だったようだが、中国では決断が「吉」と出るよう願う声が上がっている。

ロンドン五輪へ愛ちゃん苦渋プロ1本決断



中国から帰国し、初めて早大中退について語った福原 
愛ちゃんがプロ卓球選手として独立、12年ロンドン五輪を目指す。福原愛(21=ANA)が13日、中国合宿から帰国。07年4月に入学した早大を中退することについて「大学を卒業するには日本代表をやめるしかない」と、苦渋の決断だったことを明かした。3月末にも退学届けを提出する。

 小学校からこれまで卓球と学生の二足のわらじをはき続けた。しかし年間20大会以上も出場。合宿などを含めると、空いているのは年に十数日しかない。「学校は大好きだった」という福原も両立は限界だった。

 ロンドン五輪を考えれば「ずっと世界のトップ20を維持していたい」。今年は06年以来4年ぶりに中国スーパーリーグに復帰し腕を磨く。昨年2位だった強豪広東省チームの選手として、4月上旬にも入団会見の予定だ。これまで、帰国の度に税関申告書の職業欄には「学生」と書いた。この日は「初めてプロスポーツ選手と書いた」と、ちょっぴりうれしそうだった。

「卓球に専念したい」早大中退の愛ちゃん、中国へ



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早大を中退することになった卓球日本女子のエース、福原愛(21=ANA)が今季入団する中国スーパーリーグ「広東省チーム」の練習に参加するため5日、成田空港発の航空機で中国・広州入りした。学業をあきらめ、2年後のロンドン五輪を目指す決意の表れだった。

笑顔で出発ゲートに姿を見せた福原は「これからは卓球に専念したいと思うので、よろしくお願いします」とあいさつ。
6日から13日まで練習に合流し、早ければ世界上位8選手が集結するフォルクスワーゲンカップ(29日開幕、広州)に福原が参戦中の今月末にも入団会見が行われる。
 現在、女子世界ランク30位のうち24選手が中国、もしくは中国出身選手。卓球界を支配する大国の壁を乗り越えるため、21位の福原にとって今季は「実戦重視」となる。6~9月のスーパーリーグに加え、プロツアーや世界選手権団体(5月、モスクワ)などの国際大会には11大会以上の出場を予定。

昨季から参戦している日本リーグにも秋季からの出場が決定しており、夢の五輪メダル獲得に向けて卓球漬けの毎日となる。

Go!アスリート 福原愛

福原愛(ふくはら・あい)
競技:卓球
生年月日:1988年11月1日
出身:宮城県仙台市
選手名鑑
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韓国「福原愛のストレッチ写真、アダルト動画のようだ」  





卓球の東アジア大会、女子ダブルスで優勝した福原愛選手のストレッチ写真が韓国で話題だ。韓国の影響力あるブログは「日本の美女スポーツ選手が大人気だ」と前置きした上で「浅田真央、安藤美姫などのフィギュアスケート選手がマスコミで賑わっていたが、最近は卓球の福原愛選手にバトンタッチした」と伝えている。

さらに、香港で開かれた東アジア大会で優勝したことも福原人気を後押ししていると報じた。

  では、一体なぜこのストレッチ写真が韓国で話題なのか。韓国の同ブログでは、「試合前に福原愛がコーチとともにストレッチをする写真なのに、その場面がすべて、妙な感じを与えている。担当コーチが福原愛の太ももを押して脚をおさえている時、クローズアップされた福原愛の表情はまるでアダルト動画の一場面を連想させる。」と伝えている。

  筆者も1枚1枚見てみたが、確かにこの一連の写真は意図的な何かを感じてしまった。もしこれが狙ったものであるとするならば、(韓国まで飛び火しているし)思惑通りと言えるのではないだろうか。なお、これらのストレッチ写真は韓国内のブログやコミュニティーサイトで急速に広がっているとのことだ。記者:emiko(情報提供:ロケットニュース24)

16歳石川、福原愛破りV トップ12卓球



2010年2月12日 朝刊

卓球のジャパン・トップ12大会は11日、東京・代々木第二体育館で男女各12選手によるシングルスを行い、女子は大阪・四天王寺高2年で16歳の石川佳純(ミキハウスJSC)が、男子は全日本選手権で4連覇した20歳の水谷隼(明大)がともに初優勝し、賞金100万円を獲得した。

石川の国内大会の一般シングルス優勝は初めて。

3人ずつ4組に分かれて1次リーグを行い、各組1位が準決勝に進む方式で争われた。女子の石川は1次リーグで全日本選手権覇者の王輝(日立化成)に勝ち、決勝では21歳の福原愛(ANA)を4-1で破った。
 
◆福原愛 敗れて「すっきり」
 決勝で石川に敗れた福原は「こういう日が来ると思っていた。すごくすっきりした」と吹っ切れたような表情で振り返った。

 石川には練習試合を含めて負けたことはなかった。だが先輩として「負けてはいけない」という重圧と、「いつかは負ける」予感が同居していたという。1ゲームは奪ったが、完敗に近い内容に「重荷が取れました。これで伸び伸びとしたプレーができると思います」。最後まで潔かった。

◆攻めて初タイトル
 福原との決勝。石川は強気で押した。打ち返されてもミスを恐れずフォアを振り抜いた。最後は福原が勢いに押されるようにミス。目標としてきた先輩から公式戦初白星を飾るとともに、国内大会の一般シングルスで初めてのタイトルを手にした。石川は両手で何度もガッツポーズ。「自分じゃないみたい」。とびっきりの笑顔を見せた。

 苦手のフォアを強化して積極性が出た。以前は執拗(しつよう)にフォアを攻められ、先にミスをするのが負けパターン。フォームが大きく体勢を整えるまでタイムロスがあったが、先月の全日本選手権後、中国選手を参考に腕の振りをコンパクトにし、ボールを見過ぎず首を動かさないことで体勢を安定させた。

 「フォアがよくてサーブにも余裕が出た」と、決勝ではサービスエース11本を数えた。予選では全日本王者でカット型の王輝も撃破。「相手のミスを待っていた石川が、きょうは自分から攻めていた」と村上恭和監督も目尻を下げるプレー。週末からはプロツアーに挑む。世界ランキングは現在52位。「今年中に30位以内に入りたい」と目標を語った

福原愛の練習環境 



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福原愛には両親と兄がいるが、みな福原のマネジメントに当っている。
特に父親の権限は大きく、福原の進路や練習方法、コーチの選択、大会やイベントやTV出演などを管理しているのはほとんど父親の判断による。
また、今後の進路について時々マスコミにコメントを出している。TVの出演を選ぶ時は基本的に卓球に関連性があるものだけにしている。
2002年頃に「千秀企画」という福原の個人事務所も作った(マスコミやイベント依頼の対応などの窓口)。ちなみに千は母、秀は兄の名から一文字ずつとっている。
2006年に広東チームのオーナー権を買ったが、短パンにはそのロゴが入っていた。
福原は「昔は母は鬼コーチで、父は時々来て遊ぶぐらいだった。
今は自分と母はすごく仲が良いが、父は怖い存在で絶対に逆らえない」と語っている。
フジフ特番でも「王子サーブを何で使わないんだ!」と怒鳴り泣かしている場面が見られた。
練習では手が出ることもあるという。
母によれば、福原の性格は父親似だそうである。
JOCの選手強化キャンペーン・シンボルアスリート制度については福原は2007年4月の時点でも継続して加入している。多くのトップアスリートが脱退していく中、CMなど広告収入を多く抱える福原はJOCにかなりの貢献をしている。
父親は「JOCにはお世話になったのでまだ継続していきたい」と語っている。
福原は試合が終わると毎日記者にコメントを出すが、これも「それはあなたの仕事」と、小さい頃から母が言い聞かせてきたことによる。
現在福原のコーチは張莉梓と中国人の章篠琳(カットマン)で、いつも一緒に行動している。彼女達も父親が交渉して中国から連れてきた。